シルヴァンティエ禁書封物殿
【Sylvainthie banned book seal thing】

シルヴァンティエ教会の秘められし奥所にある
教皇府の闇とも言うべき、神や悪魔に関する文献を封じた封物殿。      
教皇デル・シャイン16世を首長とする八信徒以外の閲覧を禁じた      
禁忌書巻封物を緘(かん)している。
最重要聖物はアシュリシアニア教皇聖庁へと移送され、厳重に管理される。

虚鬼 シェトロール
Shetroll

虚鬼。アスティニア全土に分布する獣人種。
元は幻想郷(フェアリウ)に住まう妖精種であったが、
大地の呪縛に染まり、空を捨て人世界に実体化した。
いかつい巨躯と植物の様な緑色の肌が特徴。
古精霊語でコミュニケーションをとる事ができるが知能は高くはなく、
人に対しても友好的ではない。
領域ごとに族長を置き、群れで行動する。多くは洞窟に住まう。


神国日陽
【God country Nichiyo】

他国と深い交流もなく、小さい島国ながら高い独自の文化を持つ国家。
特に日陽刀と言われる武具は有名。
日陽主を守る皇将軍、梓皇を頂点とした梓葉幕府という武家政権が
尾狐藩、孤狼藩といった諸藩の上に君臨する、幕藩体制が維持されている。

狂騎士 シルヴァンティエ城重騎士
【Heavy cavalry of Sylvainthie castle】

元はシルヴァンティエ城の近衛兵であるが、悪魔のプネウマドレインによって魅了され、
正気を失っており、目についた人間に見境なく襲いかかる。
恐れを知らない狂戦士の攻めと、完全防備の鎧による守りにより、その戦闘能力は非常に高い。
十二柱の悪魔の度重なる人世界への現出の影響で
配下の悪魔達もシルヴァンティエ地方に多数集まっており、
この騎士と同様に突如、発狂した人物が消息を絶つ事件が多発している。

亜蛸足魔スキュリア
【Scyulia】

スキュウルと同じ蛸足魔族に類する魚人種。
其の性格は冷静ながら苛烈であり、
我の強いスキュウル族をも統率する力を持ち、
生業となった海賊行為を行う際は族間を越えて協力し合っている。
触腕手の生命力が非常に高く、全てを切り落としても単時間で再生する。
其の再生能力故、東方の伝説では「触腕手は万病に効く」と言われ、
神国日陽では蛸足魔族を祀る社が幾つも存在する。
シェトロキュア巣窟
Shetrokyua Den

アリキュリス地方にある山深い土地にあるシェトロールの巣。
元々は魔鉱物の鉱脈であったため、
ドワルグの魔工機器の一部が残っている
付近の村々を襲い、若い娘を連れ去るという事件が多発しており、
神国手配書がアリキュリス聖教会から発布されている。


蛸足魔スキュウル
【Scyuwl】

人間と同様の上半身に、頭足類に似た下半身を持つ魚人種。
元は麟海、東方海域に住まう武闘派の種族であったが、
近年では賢人海にまで進出し、貿易船を襲撃する海賊行為を生業としている。
東方の島国伝統の武具を操り、再生能力も有する事から戦闘能力は高い。
また、知能も人間と同等で人語を解するが、武を重んずる所為か口調は粗雑。
尚、雌雄同体であり、足に見える部分は触腕手と呼ばれる腕の一部で男性器でもある。
神巫女(シャマウニー)
God shrine maiden

神の血脈、
既に滅び果てし天使に近い魔源に充ちた肉体を持った
原初の血を色濃く残す一族から
現れる、神とも交信が可能な高位特異体。
神聖王国アシュランのジグムンド王家もその血筋にあたる。


聖都アシュリシアニア
【Saint City Ashurishiania】

神の血脈、神巫女、神子から得られる
神雫(涙、愛液、精液、唾液、乳液、腸液を混ぜたもの)に
純霊石(プネウマ)を与え、練成した秘薬。
聖職者の蜜
Nectar of the clergy

神の血脈、神巫女、神子から得られる
神雫(涙、愛液、精液、唾液、乳液、腸液を混ぜたもの)に
純霊石(プネウマ)を与え、練成した秘薬。

サクラメント王国
Sacrament Kingdom

結晶世界ラピスラズリ、アスティニア南部に位置する王制国家。
王都ハイブロサリスに突如現れた巨大な黒い魔獣によって
国家の中枢は破壊され、
統治者を失ったサクラメントは亡国と化し、 多大な数の難民を出した。
現在も国王を含めた王国関係者は行方不明であり、
サクラメント全土は魔獣によって蹂躙され尽くされている。