大元帥、侯爵等、 地の獄の貴族階級、下位悪魔をも統べる12人の最上位悪魔 。
憤怒のパンドゥク
怠惰のノウン
淫猥のアクメディテ
絶対のイスカリオス
混沌のラズラエル(出奔中にて欠番)
罪悪のバズルトト
悲哀のナシュローレン
大逆のオム
不義のシャングロット
侮蔑のベリム
濁色のデギアモン
恥辱のゲイブルヘル
混沌のラズラエルは地の獄は出奔しており、
現在、憤怒のパンドゥクを筆頭に、11人の悪魔で全ての悪魔を統率し管理している。
不死ではあるが不死身ではない。
十二柱の悪魔は創造時に定数が決められており、
殺したり殺されたりしてもその定数は変わらず、
その定数を崩した者が十二柱の悪魔化し、崩された階級に組み込まれる。
つまり、十二柱の悪魔を殺しても更なる強さを持った悪魔が生まれるだけで
その数を減らす事は出来ないという悪魔のシステム。
(かつて、天使だったものが悪魔へと堕天した事は幾度もあるが
未だ人間が悪魔になった例は地の獄へと侵攻し、
見事、悪魔を討ち果たした英雄王アーヴァインの一例だけである。)
十二柱同士が殺しあうと、定数を割り込む事になるため、
本能的に互い同士の争いは起こらず、それぞれがある一定のテリトリーを持ち、
互いに干渉しないようにしている。
人や神に対してもそれぞれ異なる考えを持ち、
人や神に敵対する者、親交をもつ者とそれぞれなりの距離感をもって接している。